MTGでは、構築したデッキを色の名前を使って呼ぶことが多いです。そして、2色以上のデッキでは単に色の名前で呼ばれるだけでなく色の組み合わせによってつけられた名前で呼ばれることがあります。今回はこれらの色の組み合わせにつけられている名前について紹介します。覚えておくと、海外の情報などを確認する際にも役立ちますので是非チェックしてみてください。
単色
単色は単純に色の名前で表されることがほとんどです。海外では、色の名前を省略した形で用いられることが多いです。
色 | 省略名 | デッキタイプ | 英語名 |
白 | W | 白単 | Mono-White |
青 | U | 青単 | Mono-Blue |
黒 | B | 黒単 | Mono-Black |
赤 | R | 赤単 | Mono-Red |
緑 | G | 緑単 | Mono-Green |
省略名では基本的に色の頭文字を使って表されます。しかし、青だけは黒と頭文字が被るためUで表されることに注意しましょう。
単色デッキは「Mono-」という接頭辞で表現されます。「Mono-」の後ろにつく色の名前は省略名であることもあります。(Mono-Rなど)
2色
2色の組み合わせ全10種類にも名前が付けられています。
白青(WU) | アゾリウス(Azorius) |
青黒(UB) | ディミーア(Dimir) |
黒赤(BR) | ラクドス(Rakdos) |
赤緑(RG) | グルール(Gruul) |
緑白(GW) | セレズニア(Selesnya) |
白黒(WB) | オルゾフ(Orzhov) |
青赤(UR) | イゼット(Izzet) |
黒緑(BR) | ゴルガリ(Golgari) |
赤白(RW) | ボロス(Boros) |
緑青(GU) | シミック(Simic) |
これらの2色の組み合わせの名称はラヴニカという次元に登場するギルドの名前に由来しています。
また、白青~緑白までの5色を友好色、白黒~緑青の色を対抗色と呼ばれています。
3色
3色の10種類にもそれぞれ名前がついています。
白青黒(WUB) | エスパー(Esper) |
青黒赤(UBR) | グリクシス(Glyxis) |
黒赤緑(BRG) | ジャンド(Jund) |
赤緑白(RGW) | ナヤ(Naya) |
緑白青(GWU) | バント(Bant) |
白黒緑(WBG) | アブザン(Abzan) |
青赤白(URW) | ジェスカイ(Jeskai) |
黒緑青(BGU) | スゥルタイ(Sultai) |
赤白黒(RWB) | マルドゥ(Mardu) |
緑青赤(GUR) | ティムール(Temur) |
白青黒~緑白青はアラーラという次元の「断片」を由来としています。これらの色はある1色とその友好色の3色です。
白黒緑~緑青赤はタルキールという次元の「氏族」を由来としています。これらの3色は1色とその対抗色2色で構成されます。
4色以上
4色以上の場合、決まった呼び名として定着しているものはありません。色の略称4つをまとめて呼ばれる(WUBRなど)こともあれば、4c(Colorの略)や5cというように呼ばれることもあります。
まとめ
2色以上の色の名称は頻繁に登場するため、覚えておくとかなり便利です。
また今回も少し紹介しましたが、色同士には相性や役割が存在しています。このあたりについても解説していくので是非チェックしてみてください。
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