【パウパー】統率者マスターズ 注目コモン落ちカードまとめ

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8月4日発売の統率者マスターズは新規カードなしの再録セットですが、レアリティが変更されコモン落ちとなりパウパーにて使用可能になるカードがいくつかあります。今回はそれらのカードの中から環境に影響を及ぼしそうな注目カードをピックアップして紹介してきます。

目次

コモン落ちカードまとめ

《きらきらするすべて》
《過大な贈り物》
《債務の聖職者》
《マイア鍛冶》
《幽霊の掌握》
《陽刃の天使》
《補給品運び》

《謎めいた海蛇》
《金線の従者》
《大巨人のスフィンクス》
《つぶやく神秘家》
《名高い武器職人》
《解析調査》
《難破船の探知者》
《砂時計の侍臣》
《風乗りの魔術師》

《屍肉地虫》
《悪魔の信奉者》
《戦慄の復活》
《悲哀まみれ》
《軍団の先兵》
《ロッテスの巨人》
《ぬかるみのトリトン》
《ネイディアの夜刃》
《ファイレクシアのガルガンチュア》
《魔女の大鎌》

《血の野心家》
《サイクロプスの電術死》
《ドワーフの鎚》
《どぶ潜み》
《恨み唸り》
《硫黄破》

《サイ甲虫の暴走》
《這い回る寄生》
《腐敗のシャンブラー》
《空網蜘蛛》

無色

《真鍮の拳》
《焚火》
《火想者の器》
《ヴァルショクの戦具》

きらきらしたすべて

アーティファクトシナジーから親和への採用、エンチャントシナジーから呪禁オーラへの採用が行われるだろうという1枚。アーティファクト土地とのシナジーが非常によく簡単にパワーとタフネスの両方を底上げできるため非常に強力です。

早速ですが今回のコモン落ちで最も環境を変えそうな1枚です。

金切るときの声

以前からパウパーリーガルですが初めてコモンでの印刷で収録されることになりました。

謎めいた海蛇

ダブルシンボルになった代わりにパワーが6となった《トレイリアの恐怖》
青黒テラーに採用されるだけでなく、《グルマグのアンコウ》を抜きこちらのカード入れた青単テラーも流行するかもしれません。

金線の従者

4マナダブルシンボルの飛行生物です。パワーがアーティファクトの数に依存するため、親和では強力な選択肢になりそうです。親和で青ダブルシンボルでは《歯車襲いの海蛇》が採用される機会があります。あちらは親和能力で2マナで出すことが可能ですが、回避能力を付与するには6マナ必要になります。その点で4マナでもパワーが非常に上がりやすいこちらのカードは強力になりそうです。とはいえ、タフネスが3ということで《稲妻》で除去されてしまう点には注意が必要です。

解析調査

即席持ちのドロースペルです。1枚で3枚ドローは強力ですが親和には《物読み》という実質1マナ2ドロースペルがあったり、《胆液の水源》+《命取りの論争》というドロー手段が既に豊富であるため採用されるスペースがどれだけあるのかは開拓次第となりそうです。

砂時計の侍臣

タップでパーマネントをアンタップできるクリーチャーでサイクリングが付いているので腐らず、サイクリング時にもパーマネントをアンタップできるというコモンのパワーとは思えないカードになっています。

悲哀まみれ

-2の全体修整ソーサリー。-2修整では《アームズ・オブ・ハダル》がありますが、こちらは3マナかつダブルシンボルになっており、すべてのクリーチャーが修整を受けるようになっています。さらに占術1までついてくるオマケ付き。
唯一の欠点は自分のクリーチャーを巻き込んでしまう点です。これを許容できるデッキであれば強力な選択肢になりそうです。

戦慄の復活

4マナダブルシンボルでのリアニメイト呪文。フラッシュバックが付いているため2回利用できるの利点ですが3体の生け贄が少々ネックになりそうです。墓地利用デッキの代表格である青黒テラーが流行した場合墓地対策が濃くなりがちですので、その中でリアニメイトデッキがどれだけ動けるのかという点で見るとサイクリングから《死体発掘》でリアニメイトする形のデッキの方が安定感のあるものになりそうです。

ロッテスの巨人

墓地のクリーチャーカードの数だけダメージを与える大型クリーチャーです。《欄干のスパイ》などを活用した構築を組むことでフィニッシャーとして活躍しそうです。

どぶ潜み

3マナ2/2でインスタントやソーサリーを唱えるたびに2点ダメージを与えます。現状バーンでは《ケッシグの炎吹き》や《熱錬金術師》のようなインスタントやソーサリーを唱えるたびにダメージを与えるクリーチャーが採用されているため十分に採用される可能性がありそうです。ただし、3マナであることとタフネスが2であることが少し難点になりそうです。

硫黄破

4マナの全体火力、インスタントタイミングでは2点ですが、メインフェイズでは3点火力となります。パウパーでの多くの全体火力・修整は2点が主流でしたがこのカードのコモン落ちによってその基準が大きく変わるかもしれません。

まとめ

今回の統率者マスターズではかなり強力なカードがコモン落ちしました。特に《悲哀まみれ》と《硫黄破》の全体修整と親和関連カードは大きく環境を変えるきっかけとなりそうです。

統率者マスターズは8月4日発売です。

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